Gamescomとドイツと私
2019/08/20 〜 2019/08/22の3日間、ドイツのケルンメッセで開催されるGamescomに参加してきました。
記憶が薄れないうちにレポートを書いておきたいと思います。
Gamescomとは?
- 東京ゲームショウ、E3(Electronic Entertainment Expo)と並ぶ世界3大ゲームショウのひとつ
- 欧州最大級のゲームショウ、ゲームの見本市
各エリアのレポート
マップ
マップを見ていただけるとわかるように、とにかく広い!
会場は1〜11までのエリアに分かれていて、複数のホールにまたがるエリアもあります。
今回は8/20 〜 22のトレードビジターチケットで参加しました。
8/20はメディアとトレードビジターのみ、8/21 〜 8/24がプライベートビジターも含めた全員に開放されます。
8/21以降はかなりの混雑となることを予想して、8/20に全てのエリアをざっと周り
8/21以降にさらに見たいエリアを周ることにしました。
いくつかのエリアをピックアップしてご紹介します。
Entertainment area
最大エリア。とにかくボリュームがすごい。
任天堂やスクウェア・エニックスなど各メーカーのブースが多数出展されていました。
任天堂
発売予定のゲームの試遊ブースがあり、「ポケットモンスター ソード・シールド」「ルイージマンション3」「ゼルダの伝説 夢をみる島」「マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック」が試遊可能となっていました。
ゼルダの伝説 夢をみる島は、待ち時間60分となっていたので並んでみましたが、実際は120分ほどかかりました…
ゲームボーイ版のリメイクということでそちらは未プレイなので比較はできませんが、
プレイしてみた感じは神々のトライフォースと似ているなという印象でした。
ポケットモンスター ソード・シールドは待ち時間が180分となっていたので、さすがに諦めました。 列の並びを見た感じだと4~5時間はかかりそうでした。さすがポケットモンスターといった感じです。
ステージではスマッシュブラザーズの対戦イベントなどが開催されていました。
ステージの横には、Nintendo Switch Liteの展示もありました。
コンパクトで携帯するのに良さそう。
スクウェア・エニックス
「ファイナルファンタジー7 リメイク」の試遊ブースがありました。
こちらも長蛇の列。
後ろからプレイしているのを見た感じだと、戦闘がコマンドからコマンドアクションになっているようでした。
そして、とにかくムービーが綺麗…
近くで撮影できなかったので全然伝わらない写真。
バンダイナムコエンターテイメント
こちらは「ドラゴンボールZ KAKAROT」の試遊ブースです。
迫力の神龍。かっこいい!
撮影用のスポットもいくつかありました。 ここは魔貫光殺砲とかめはめ波の打ち合いをしているところ。
Merchandise area & Cosplay Village
販売エリアとコスプレ・撮影エリア。
同人らしき販売スペースもありました。
大好きなスターウォーズの展示が…!テンションが上がり、人目もはばからずT-70 X Wingに乗って写真を撮ってもらいました笑。
BB8も走り回っていてかわいかったです。
日本のゲーム・漫画・アニメのキャラクターが多い、というか大半でした。 フィギュアのボリュームは圧巻です。
Indie Area
インディーズゲームの紹介・体験エリア。
このエリアが体験として1番有意義だったように思います。
実際に体験できて面白かったソフトが以下2つ。
VECTRONOM
音楽のリズムに合わせてキューブを操作してゴールまで持っていくゲーム。
リズムに合わせて足場が変化したり、障害物が表れたりします。
ネクロダンサー感がありました。
自分は下手過ぎて全然進めませんでしたが、それでも法則を覚えて突破できた時の爽快感は味わえました。
Steamで購入可能です。 store.steampowered.com
DEPRY CONGA
第一印象はピクミン。
核になる丸っこいキャラクターがいて、細長いキャラクターに触れると手をつないでどんどん連結していきます。
パズル要素を解きつつフィールドを進んで、全部のキャラクターと手をつなげばゴールっぽい。(最後まではできませんでした。)
手をつないだキャラクターが増える度に操作が難しくなっていって、かわいらしいキャラクターとは裏腹にやりごたえはある感じでした。
サイトはありますが、実際のプレイはまだできなそうです。 giantdoor.itch.io
プレイを見ていて面白そうなソフトがいくつかあったので、羅列しておきます。
Unrailed!
VR Giants
自分は以前VRソフトの開発に関わったことがあるのですが、残念ながら世の中に出ることはありませんでした。
大変な道のりを乗り越えて、世の中に出て実際にプレイしてもらえるソフトを作るということは素直に尊敬しますし、そりゃビール片手にハイテンションで説明したくなるよなと思います笑。
Retro area
おっさんホイホイエリア。
レトロエリアの名前の通り、懐かしのゲームが勢揃いしています。
ゲームセンター用の筐体や、イベント用と思われる巨大 / ミニ筐体もありました。
スーパーファミコン・初代PlayStation・Xboxなどなど様々なハードのゲームがプレイできるブースもありました。
ゲームがプレイできるだけではなく展示やゲーム音楽の生演奏などもありました。
所感
今回は初めてのGamescom参加ということもあって全部のホールを一通り見てみることにしましたが、 ボリュームがあり過ぎて3日間でも周りきれなかったなと感じています。
2日目以降は予想通りとても混雑していて、なかなか身動きが取りづらいホールもありました。
特に新作ゲームの試遊ブースは、数時間待ちがざらにあったため1日目に体験しておくべきだったかもと思います。
細かいところでは色々反省する点はありつつも、お祭り感や熱量を体験できて良い経験になりました。
また、各ブースのスタッフの方には日本語で話しかけてくれる方もちらほらいて嬉しく感じました。
来年2020年には、ドイツでのGamescomに加えてシンガポールでGamescom Asiaが開催されるようです。
次回はそちらにも参加してみたいと思える良い旅でした。